2011年5月
おととい、ルンブールからチトラールに降りてきたサイフラーさんから電話がありました。
その前にもちょくちょく連絡は入っていましたが、第1回目緊急支援で建設した、バラングル村を守るための上流部と下流部の堤防2カ所、そして水力発電所用の水路取水口を守る堤防1カ所が、昨年11月末に完成したのに続き、第2回目緊急支援の水力発電所の建物を守る堤防とその対岸の堤防計2カ所が、部分的に少しの工事は必要になるかも知れませんが、先日、4月末に出来上がったということです。
今年の冬、1月に現地を訪れた静江さんの話では、バラングル村の堤防はあの予算(第1回目緊急支援金は、81万9千円と1,800米ドル)にすればきちんと造ってあったけれども、村全体からすると部分的なエリアなので、すべてが安心というわけではないということでした。村の中央部は別のNGOからの援助が入るという話でしたが、どうなっているのか、現地に行ってみないことにはわかりません。
昨年8月のような驚異的な鉄砲水が、これから先来ないように祈るばかりです。