10月5日、予約していたフライトは欠航になり、次のフライトは2日後だったし、天気は下り坂だったので、陸路で行くことにした。
昨年イスラマバードに向かう時も陸路だったが、乗り合いのコースターに知り合いもなく一人で乗るはめになった上に、イスラマバード直行と何度も確認したのに、途中マルダン近くで、別のハイエースに乗り換えさせられ、結局イスラマバードではなくラワルピンディー行きだったので不安な思いをした。
今回はディールまでの車もそこで乗り替えた車も、都会の社長さんが乗るようなトヨタの自家用車だったので乗り心地もよく、同じフライトでイスラマバードに戻るカラーシャの若者と、その友人、スワット出身のカタールのTV局アルジャズィーラで働く方と3人でシェアしたのでとても楽だった。
午後2時半にチトラールを出て、4時間でディール、すぐに別の車に乗り換えて、スイスイ。しかしいくらスムーズとはいえ、陸路だからねー。イスラマバードに着いたのは夜中の1時近く。アルジャズィーラの方のお宅にカラーシャの若者と共に泊めてもらった。パキスタン人はほんとうに親切ですね。
6日にヘルガさんのお宅に移ってからは、インターネットで格安航空券を調べて、悩みまくって、Etihad航空でアブダビ経由バンコクへ。そこでエアーアジアで東京までのフライトを予約してクレジットカードで支払いをした。何日も確認のメールが来なかったので心配したが、航空会社に直接電話して予約が入っているのを確かめて確認メールも送ってくれ、もう一件の確認メールは迷惑メールに入っていた。
今回のイスラマバードではマイノリティ代表の国会議員、パキスタン貧民救済組織のCEO、日本大使館の松浦公使ご家族、イタリア大使館の方、アジアの手織り研究の方などとお会いし、話をすることができて大変に有意義だった。
8日には、手織り研究家のイタリア人パオラさんが、パキスタンの民族博物館Lok Virsaでカラーシャの祭りがあるから、そこで会おうとの知らせがあり、もうすぐ80歳になるヘルガさんの運転で会場に行ったら…この件については長くなりそうなので後日アップしましょう。
ということで今晩の夜中(明日の午前4時10分)にイスラマバードを出て、明後日18日に東京に着く予定です。今回もしばらく東京の友人のアパートに居候してから、佐賀の弟のところに滞在する予定です。
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