豊島と倉敷を訪れる

 4月10日の夜行バスで東京を出て、九州・佐賀に帰省する途中、岡山で降りて、瀬戸内海に浮かぶ豊島(てしま)にフェリーで向かった。ルクセンブルクから久しぶりに日本に一人旅に来ていた、いさ子さんのお友達のイオンに会うためだ。彼とは25年以上前に九州で会って以来だ。

 豊島というと、豊かな湧き水に支えられた棚田や山里に点在する数々のアートと、島民が知らない間に島の裏側に産業廃棄物を不法投棄された島で名が通っているが、アートの方は横尾忠則と建築家・永山祐子による「豊島美術館」以外は、平日は開いてなかったり、入場料が高すぎたり、その上食事するところもあまりなく、肩透かしを食った感じで、2泊するほどではなかった。でも元気なイオンと会えたのはよかった。帰りは倉敷から再び夜行バスで九州まで。初めての倉敷の美観地区及び商店街をぶらつくことができた。

 

 

豊島スナップ

倉敷スナップ