佐賀に一時帰省したので、さっそく再稼働反対運動、に参加開始しています。
世界中が自然エネルギーに転換している時に、
毎日のように地震や火山噴火が起こっている日本で、
2011年の福島原発の事故で165,000人もの方々が
故郷を捨て、生活をズタズタにされ、避難民となり、
現在でもまだ50,000人以上の人が住み慣れていた家に帰れない状況。
関連する自殺者は昨年末までに福島県で100人を数え、
甲状腺検査でに191 人の悪性または悪性疑いの患者が発見されている現実、
10万年間管理をしなければならない放射性廃棄物をどうすればいいのか
全く答えがないという中で、
福島第一原発事故の解明がされていない中で、
日本のあちこちで危険な原発を再稼働するという感覚が
私には理解ができない。
九電は川内原発を再稼働させた後、玄海原発3号機も3月に再稼働させた。
しかしすぐに2次系配管から蒸気漏れのトラブルが発生した。
その後に再稼働を予定している4号機も1次冷却水ポンプに異常が見つかっている。
今日、原子力規制委員会は復旧作業を終えたという3号機に合格証を出すということだが、
専門家たちは、配管の蒸気漏れは原子炉が臨界状態のままで修復されたため、
一時給水ポンプの点検はされておらず、
スリーマイル原発のような重大な事故につながる可能性があると危惧している。
どうして、政府や電力会社、関連企業は目先の利益しか考えないのだろう。
もし原発事故が起こったら、地震などの天災、あるいは航空機事故などとは違い、
何百、何千、何万年と取り返しがつかない環境破壊を起こすという事実を
どうして考えないのだろうか。
自然の環境はすべての生物を含めたみんなのもの、
たかが湯を沸かして発電するだけなのにどうして原子力を使わないといけないのか。
原発の再稼働はしてはいけない。