図書室のリノベーションその2 /Renovation of Kiran Library No.2

 予算の関係と、どうせ子供たちは汚れた足でやってくるから、雑巾がけがしやすいようにとで、キラン図書室の床にはビニールのゴザ風の敷物を敷いていたが、「青少年教室」としても利用することで、AKRSPとAVDPが新しく絨毯を敷いてくれた。そして、コンピューター2台と机、42インチの薄型テレビ、本棚、椅子なども持ってきてくれ、図書室はすっかり様変わりした。

 日曜日にはギルギットからAKRSP本部から頼まれたという広報ビデオが来て、娘たちやアクバルブットーにインタビューしていった。私もインタビューされた。

 

 

2回目のワクチン接種

  月曜日にモデルナの2回めのワクチンが摂取できるというのでちとラールDHQ病院に出向いた。本当はこの10日ほど、腹が張って腹痛に悩まされたり、37度台の微熱が出たりして、今ひとつ元気がない状態だったが、モデルナは40人分しか届いてないと聞いて、この機会を逃すといつになるかわからない。打つ前に女医さんに体調がイマイチだが接種していいかと訊くと、「問題ない」といわれたので摂取した。

 この女医さんはその時知り合ったばかりなのに、「私、ルンブールのあなたの所に行くから何か贈り物をちょうだいね」と図々しい。私は「クルミをあげるよ」と言ったが、聞こえなかったらしい。

 

 ワクチン接種をしてから、別棟に入院している親戚のカラーシャおじさんを訪ねた。おじさんはボンボレット谷の兄弟の叔母の息子なので従兄弟にあたる。胸が悪くて酸素吸入の治療をしていた。付添できていた息子や孫たちに、女医さんから贈り物をねだられたとことを話すと、「全くチトラール人はねだることしか考えてないんだ」と言う。けっこう地位ある人たち、弁護士、医者、教員などは地位を縦に、人の良いカラーシャに、ハチミツ、ワイン、クルミ、山羊などの貴重品を平気でねだるのだ。

 

 2回目のワクチン接種の後かなりの確率で熱が出ると聞いてたので、接種後はホテルの部屋でYou Tubeを見ながらジトーと横になっていた。確かに38度ちょっとの熱がでて、何もする気がない。家にあったロクソプロフィン等の薬を持ってきていたので、翌朝(今朝)飲んだら、かなり楽になって、こうやってブログを更新している。もう一日ホテルに泊まろうかと思っていたが、ルンブールに帰れそうだ。明日は、先日亡くなった村のおばちゃんの埋葬から7日目の行事があるので、参加できるかな。