12月12日、クタルムーの日。たいていのカラーシャの行事は午後の遅い時間から始まる。各家ではチーズを混ぜたクルミパンが焼かれる。これは翌日嫁に行った近い一族の女性たちに配られる。
クルミパン焼きが終わったら、男家族が小麦粉を硬く練ってシャラービラヤックを作る。形を作るのも以外と難しいが、これを焼くのがさらに難しい。野生山羊、雄山羊、雌山羊、仔山羊、雄ヒツジ、牛、番犬などを作り焼き終わると、ジェシタック女神の聖域にある棚に上流に向けて並べられる。
神殿ではサーラスの枝でジェシタック女神が浄められた後、少年たちが壁や柱に新しく山羊やアイベックスの絵を描く。しかし、私は風気味で喉がイガイガ、腰がだるい症状が出たので、大事を取ってあまりうろつかずに部屋に戻ったので、彼らの様子は見に行っていない。