今年もどうぞよろしくお願いいたします。
元旦は葬式の4日目、家族、親戚の男たちは髭や髪を剃り、女たちは日常被る頭飾りシュシュット脱ぎ、7日間の喪に入る。近親の者たちは、次の祭礼の時まで喪を続行する。配偶者ともなれば、不浄になった身ということで、次の祭礼の時まで7度の浄めの儀礼を受け、部屋の入り口隅を布で覆い、地べたに敷物を敷いた上で寝食しなければならない。トイレも夕暮れの暗くなってから顔を隠すようにして下の河原に行かねばならない。変なのと言うより他ない。
せっかく携帯電話を通じて、パソコンや図書室のテレビにインターネットが接続できるようになったと喜んでいたけど、ここのところずっと携帯電話がつながるのは朝10時ぐらいから午後4時ごろまでで、その間行事や葬式で外出したりするので、ブログを更新するのもタイミングが合わず、2日遅れの新年の挨拶です。
チョウモスの後、豆集めの行事も終わったので、12月26日に一階の図書室の本を整理・準備して、27日から図書室をオープンした。ヤシールは突然左手左足が動かなくなった大叔父をペシャワールの病院に連れて行っていたので、代わりに大学生のジャミールがウルドゥー語の本の整理や掃除をやってくれた。
図書室を開いて3日後から葬式が始まり、30、31日は休館にしたが、中高生たちがチトラール大学を首席でもうすぐ卒業予するシャキール・カーンに「ぜひ指導してくれ」と頼むので、元旦早々から開くことになった。0年から3年生ぐらいまでは悪ガキんこが多くてうるさいばかりで、本当に読書をしたり勉強したりしているのわからない状態だが、高学年になると真面目に学びたい生徒だけが来るので、こちらも励みになる。
昨日、1月2日、携帯電話のシグナルは昼間はたまに来たりで、いつものように当てにならなかった。30日分の通信・インターネット・パッケージ料金を払っているのに、詐欺に遭ってるようなものだ。と怒っていたら、珍しく夜にシグナルが来てい他ので、正月だし、暗いニュースは避けて、10代の頃に20回ぐらい観たビートルズの映画「A Hard days Night」を観たり、B.B. キングとクラプトンなどのブルース・セッション、はたまた昨年You Tubeで出くわしたチリのバンド、Newan Afrobeat等の音楽を楽しんだ。