少年たちが描いた「人の顔」 / Drawing of the faces by boys

  春祭りが終わって村は「夏モード」になった。村の世帯の三分の一ぐらい?がそれぞれの畑に建つ家に移住したので、少し村は静かになった。子供たちは畑の家から学校に通うことになるので、図書室活動は夏の間はお休みしている。ただし「お絵かき教室」だけは、村にいる子供たちを対象に授業が早く終わる金曜日の午後に開いている。どういうわけか女の子たちはドロップアウトして、現在は男の子だけの教室となっている。

 5月後半の2回の「お絵かき教室」では、You Tubeで見つけた「やさしい人物画の描き方」を見てもらいながら人の顔を書いてもらった。普段、漫画本やテレビアニメに接してない子供たちなので、人物画などはちょっと難しいかなと思ったが、なかなかユニークで味のある絵を描いてくれた。

 しかし顔のサイズが小さかったので、2週目には紙面いっぱいに堂々と描くようにリクエストした。大きく描くのはどうも難しいようで色々苦戦していた。手が慣れるよう、線を引く練習もしてもらった。