コロナは治っているとはいえ、なんだか今ひとつパッとしない。コロナ感染した数日間は喉が異常に腫れて痛く、しかし全く鼻水が出なかったのが、今はしょっちゅう鼻をかんでいて風邪引き状態。
このウジウジ感を打破しようと佐賀の温泉に日帰りで出かけた。実は1月と2月の日曜と水曜日、佐賀県の市営、昭和、祐徳バスが誰にも県内どこまで乗っても無料、という貧乏県佐賀にしては画期的な企画だ。それにあやかって、1月15日に佐賀市の北部にある熊の川温泉のちどりの湯に、18日には武雄市の武雄温泉の元湯に浸かってきた。やはり温泉の湯は良いものだ。でも日帰りだと、ちと物足りない。
行きも帰りもバスは混んでたのに、温泉周辺には人通りがなかった。特に武雄温泉は先日武雄温泉駅から長崎まで新幹線が開通したばかりなのに駅も閑散としていた。バスの乗客はどこに行ったのだろうと不思議でならなかった。
1月14日は高校の同級生でクラブ仲間のピアニスト、植田伸子ちゃんの演奏会が、おうちカフェ「何処吹く風」で開かれた。ベートーベンの「月光」から始まり、伸子ちゃんが一つ一つの曲についての詳しい説明付きの生のピアノ演奏に癒された。演奏中、窓の外の木に鳥たちがやってきて一緒に歌いさえずっていた話を窓際のお客さんに聞いてさらにほんのり暖かい気持ちになった。