カラーシャの谷
5月9日、パキスタンの前首相イムラン・カーンが汚職、治安妨害など10数件の罪で拘束されたことで、支持者らの暴動がパキスタン各地で起こった。チトラール地方ではたいしたことは起こらなかったが、全国的にインターネットのアクセスができなくなったのが痛かった。３、4日経ってインターネットは一時的には復活したが、You Tubeはその後も接続できない状態だった。
そういうことで、You Tubeフリークになってた私は暇を持て余してしまった。ジョシで飲んだ山羊のヨーグルト状のミルクでアミーバ赤痢腹痛を起こしたので、それを口実に以前読んだ本を引っ張り出してベッドにゴロゴロ横になりYou Tubeの代わりに読書している。まだ下腹チクチク、時に刺すような痛みは続いているが、Flaglを飲み始めたので、数日で治るだろう。
まあ、そういうことでブログの更新も遅れてしまったわけです。
カラーシャで2番目に大きな祭りで宗教行事のジョシが、ルンブールでは5月15日に終わった。前述のイムラン・カーンの支持者らの暴動で道路封鎖などがあって、パキスタン人のツーリストは少ないかもと期待してたが、5月14日の小ジョシは日曜日だったためか、大変な数のツーリスト（外国人を含む）、見物人が集まり、村の中もゾロゾロ、ジロジロと騒がしく、踊り場はもう人でいっぱいで立つ場所がないと聞いて、一応踊り場に行くつもりで支度をしていた私は行くのを止めた。他にも行かなかったカラーシャ女性がけっこういた。もう誰のための祭りだよと思ってしまう。
5月15日の大ジョシは、多くのツーリストがボンボレット谷に行ったので、見物人はそこまで多くなく、対して地元カラーシャたちは多く集まり、なかなか盛り上がった良いジョシ祭りだった。
