ジョシの春祭りが終わって7日後に、ムラッチワキ・ジョシが踊り場で、小規模ながらも大ジョシと同じ形態で開かれた。私も参加する予定だったが、午後から強風が吹き出してきて雨になりそうだったので、ずぶ濡れになりたくなくて行かなかった。
その2日後に谷の男たちが聖地サジゴールに集まり、山羊と牛が捧げられて祭礼が行われた。それが終わると、冬の間、村の近くの山羊小屋にいた山羊の群が、夏の放牧地に移っていく。この時、春に生まれたばかりの仔山羊が高地の放牧地までまだ歩けないので、牧童以外にも家族の子供たちや時に女たちも仔山羊を抱いて付いて行く。
うちの家族・親戚たちは週末の土曜日に山羊を放牧地に移動させたので、学校に行ってる子供たちも土曜日は学校を休んで、放牧地で一夜を明かし、日曜日に帰ってきた。その時のお土産が写真の小さなチーズ。前夜に作ったばかりの新鮮な山羊のチーズ。久しぶりだ。やっぱり素晴らしく美味しい。