新築祝い/ celebration of newly-built house

 多くのカラーシャ家族は、家を二ヶ所に持っている。女神ジェシタクが君臨するメインの家は村にあるが、村から離れた畑のそばにも家を持っている。私のお隣さんのエリカの家族は、エリカと弟の二人がポリスの職についていて経済的にも余裕があるし、お父さんは民間療法の接骨師で、自分でチトラール・シターを作るほど手が起用なので、村にある家も製材は別としてお父さんが建てた。

 

 一昨年、村から30分ほど上流にある畑の古い家を壊して新しく建て始めていたのがこのほど完成し、ドゥール・ニシック(家に座る→家に住み始める)が6月8日に催された。近い親戚は台所用品や寝具セットのギフトを持って、村の人たちは砂糖やビスケットなどを持ってお祝いに行く。祝いに来る人たちのためにはオス山羊と牛が捌かれて、肉入りご飯とチーズと小麦パンがもてなされた。