朝の日差しがこのところ霞んだようになっている。考えたらお彼岸真っ只中、今日あたり秋分の日ではないかと調べたら、今年は明日9月23日となっている。つまりこれからは日々、陽が短くなっていき、正真正銘、秋となるわけだ。まだまだ日中は上流の畑まで往復するとけっこう暑くて汗が出るが、室温20度ちょい、これからはドンドン気温も下がっていくだろう。もう夏はおさらばだなと認めざるを得ない。ちょっと寂しい。
私は人工股関節の身で、歳も歳だし、畑の仕事はリタイアしているので、時々ジャマットや親戚の畑に顔出して、1~2時間子供のお守りをする程度だが、9月から10月前半にかけては、村人たちはトウモロコシ、豆、トマト、クルミ、ブドウ、リンゴ、ナシなどの収穫で大変忙しい時期だ。私のクルミの収穫はまだやってないが、今年は実りが悪いようだ。
ブドウ、リンゴ、ナシなどの果物は笊の上に広げて冬の祭りまで保存、ブドウは一部ワインにして保存する。(ジャマットなどは他所から買ったブドウでワインを作っているが)トウモロコシ、クルミ、豆は天日に数日干してから貯蔵する。クルミは店でお菓子や現金と交換できるので、屋根上に干してるクルミを泥棒する子供がけっこういるし、トウモロコシや豆も牛やカラス、九官鳥につまみ食いされるから、畑仕事のために家を留守にして屋根で作物を干したままにしておくのはなかなかリスキーである。