以下は3月4日に書いたブログだけど、麓の町アユーンの携帯電話基地塔が雪で倒れて、携帯電話の通信が3月1日から止まっていた。3月8日の今日の午後、ようやく携帯電話の通信ができるようにな理、インターネットもどうにか通じるようになった。しかし、いつ切れるかわからない。電気だってしょっ中停電になるし。急いでブログをアップをしなくちゃ。
ーー3月4日のブログーー
この冬は雪が少なく、降っても1日で止むので、すぐ解けて、道路も封鎖されることはそんなになかった。しかし毎年3月1日には決まったようにドカ雪が降るので、今年もそうかなぁ、と思っていたら、やっぱりホント、2月29日に降っていた雨が、きちっと3月1日にボタン雪に変わって、ドシドシ、ボトボト降ってくれた。しかも3日間降り止まず。3月4日の今日、ようやく晴れてくれたが、まあ、村の中も雪下ろしした雪、折れた枝などの障害物で、歩くこともままならない。
カラーシャでは面倒くさいこともあろうか、そこまで頭がまわらないのか、リンゴや桑やアンズなどの木々も自然に任せ空に向かって伸びるがまま。毎晩秋に枝を整えるように何度か提案するが、暇がない(そんなことはないのに)などの言い訳が先に立ち、実現しないのだ。
そのツケは今回のような大雪の際に回ってくる。勝手に伸び放題になった枝が雪の重さに耐え切れず、メシメシと折れた木がうちの庭だけでも4、5本。この谷で何本折れたことだろう。それが電線に引っかかって、電気も切れる。道も塞がれる。私がいつも通る牛小屋の横も折れた小枝群が覆いかぶさって、隣のエリカの家にも行けなくなった。
水道水もうちではこの冬は止まることはなかったのに今日は出ない。いつも溜めているバケツの水があって助かったが、いやいや、多少の雪は予期していたものの今頃になって冬に逆戻りするとは。
私は今月末に一時帰国のために家を出る予定で、少し前からインターネットで温泉やら日本食などを検索しては頭の中は期待で湧き上がり始めてきたのに、今は携帯電話もインターネットも切れて、肩透かしの状態。電気がついただけでもよしとしないと。